ご挨拶

写真 浮島敏男

『私は国民に問いたい。郵政民営化に賛成か反対か!』−小泉純一郎総理の強い信念と決断で突然の幕開けとなった第44回衆議院議員総選挙。私は神奈川県連の事務局長として神奈川県内候補者全員当選を果たすべく、選挙態勢を整え、万全の選挙準備を行い、世論調査やマスコミからの情報収集に東奔西走していました。

郵政民営化の実質的国民投票となったこの選挙は自民党の圧勝で終わり、2005年9月11日は自民党にとって歴史的な日となりましたが、同時に私にとっても歴史的な日−というより、人生最大の激震の日−になりました。比例区候補者名簿搭載順位36位の私までが当選してしまったのです。自民党神奈川県連で黒子に徹した26年間、国政に情熱を持ち、果敢に挑戦しながらもその思いを果たせなかった先輩方を間近で見てきた私は、政治家になろうと思ったことなど一度もありません。国会議員として自分にいったい何ができるのだろうか?やはり辞退すべきか?と自問自答が続き、気付けば外は朝陽がのぼる頃です。そんな私を察したのか、「道案内はたくさんいる。今まで地方組織でやってきたことを自信に中央で頑張ってみろ」と県連役員をはじめ、多くの皆様から後押しをいただき、国会という未知の世界に飛び込む決心をしました。

任期満了は平成21年9月10日。この任期中に私に国会議員としての仕事以外に課せられた仕事も多くあります。神奈川県内小選挙区より立候補して初当選を果たした新人5人が次回総選挙で2期目の当選を果たすべく協力は言うまでもありません。その中には現行の選挙制度―小選挙区比例代表併用制―によって復活当選した者がいました。しかしこの制度が導入されて4回目の選挙となりましたが、小選挙区と比例区を組み合わせた現行の制度は見直すほうが良いと考えております。党の選挙制度改革の中で機会があれば、積極的に提案をしていきたいです。そして何より、党本部の現在の中央集権的やり方からの脱却です。地方は紋きり方手法では通じません。それぞれの地域が持つ歴史、文化、特性などを加味したやり方が必要であり、戦い方の知恵が必要です。地方の声を反映できる強靭かつ柔軟な組織を実現したいと思います。



Copyright(C) 2006 Toshio-Ukishima All rights reserved.